2018年01月16日

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 今日はイブ礼拝とクリスマスコンサート。午前中から教会ではリハーサルが続いている。私はイブ礼拝の説教準備を続行中。12時までには教会員が会場の設営を終え、受付、履物、駐車場の誘導などの役割についた。私は出来立てホヤホヤの原稿をもって教会に駆けこむ。
 まずイブ礼拝。武久先生と山口先生の奏楽。前奏では、荒野にいる羊飼いが天使からメシア誕生のお告げを聴く場面を、武久先生が即興演奏してくださった。目を閉じて聴いていると、荒野が広がり、天から光がキラキラ輝きながら、こぼれ落ちるのが見えてくる。説教の前後の讃美歌も、先生方の奏楽に誘われて、みんなの声が高らかに響く。イブ礼拝で聖書の言葉を初めて聞いた方が「お持ち帰り」できる言葉が一言でもあるようにと願う。そしてまた礼拝に来ていただきたい。
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 イブ礼拝に続いて、クリスマスコンサート。今年の演奏曲はバッハの「クリスマス・オラトリオ」からシンフォニア、同じくバッハの適正律(平均律)クラヴィーア曲集から3曲、ビーバーの6声のソナタから「教会に行く農民」、ヘンデルのオルガン協奏曲から2曲。最後にバッハの2台の鍵盤楽器のための協奏曲。武久先生が、曲の解説を初めての方にも分かりやすく楽しくお話してくださるのでありがたい。
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武久先生と息の合った演奏をしてくださる山口先生は、今回もバロックヴァイオリンと鍵盤楽器の両方を演奏してくださる。弦楽器と鍵盤楽器を見事に弾きこなす若手のホープだ。
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 コンサートで「クリスマス・オラトリオ」が演奏されると聞いたので、仕事をしながらCDで繰り返し聴いていた。でもオーケストラのCDとは違って、素朴な鍵盤楽器から流れるシンフォニアの何と美しいことか。思わずウットリ。
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ヘンデルのオルガン協奏曲へ長調「カッコーとナイチンゲール」では、山口先生がパイプオルガンでカッコーの鳴き声を弾き、武久先生がチェンバロを弾きながら、首からぶら下げた木のボールをひねってナイチンゲールの鳴き声をならす。本当に鳥たちが声を合わせて歌っているようで楽しい。
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 ビーバーの6声のソナタ「教会へ行く農民」では、山口先生がヴァイオリンを弾きながら、会堂の一番後ろから登場して、だんだんオルガンに近づいていく。ヴァイオリンを弾きながら、教会に近づいていく農民の姿を表している。まるで歌舞伎の花道を行くみたい。ステキな演出だ。
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 農民が教会に着くと礼拝が始まる。そして礼拝が終わると、今度はみんなで歌ったり踊ったり、楽しく過ごす。その様子を武久先生が片手でオルガンを弾きながら、もう片方の手で、太鼓を叩いたり、タンバリンや鐘を鳴らして賑やかに表現する。これまたお見事。
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最後の曲、2台の鍵盤楽器のための協奏曲に聴き惚れて、ヨダレが垂れそうになった。ヤバイよ。
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 すべての演奏に大満足。先生方が御殿場教会に集った方々のために選曲し、熱演してくださった。感謝の拍手と共に、教会学校の子供たちがお二人に花束を渡した。教会の子供や若い人たちが、コンサートの影響を受けて楽器を始めている。明日のクリスマス礼拝の奏楽も、お二人の先生方が担当してくださるので、すごく楽しみだ。コンサートが終わって、まだ持っていなかったCDを3枚購入。もちろん武久先生にサインしてもらった。
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 今日は初めて教会に来られた方が多かった。中には車イスで来られた方もいた。その方が言っていた。
「何十年ぶりかで本物の演奏を聴いた。バッハもヘンデルも素晴らしくて、興奮のあまり途中で発作が起きるかと思った。この感動で、あと半年は充分生きられる」。
 後日、この方の言葉を武久先生と山口先生にメールで伝えた。すると即、武久先生から返信が来て、「大先輩から、そのように言っていただき感謝です。更に精進して、来年も演奏します」と言ってくださった。コンサートの感動が、更に大きな感動を生んで押し寄せてきた。神様、感謝します。 
posted by 牧師 at 02:38| 日記